2009年6月12日 (金)

一輪の白いバラ

ちょっと前になるけれど、6日土曜日は新宿で初のワセオケ演奏会『アーリーサマー・コンサート』。ハイドン「太鼓連打」、スメタナ「モルダウ」、ベートーベン「交響曲第3番 エロイカ」など。二男は、花束受付係。
ふつうにプロのオーケストラを聴く意識で聴いてしまった。上手。モルダウの入りが少しぱらぱらとして、あ、そういえば学生オケなんだと我に返ったり。でも、なんかものすごく若々しい河の流れを感じさせてくれて、あれはあれでよかった。
ベートーベン3番は、生で聴くのは初めて。気迫のこもった演奏ですばらしかった。陰鬱な第2楽章が、生で聴くとずっと立体的で、カラフルで、おもしろかったです。

いやあ、しかし、大変だろうな4年間。がんばれよ、二男。

仕事は素粒子だの量子だのとの格闘をひとまず終えて、つぎの章へ。ネットでさがした参考図書を借りに、自転車で隣町の図書館へおもむく。初めてのところだったので、目指す棚だけでなく、なんとなくあちらこちらをぐるぐると。音楽の棚で、家にある茂木大輔さんの本をふと手にとってパッと開いたら、ずっと心に残っていたのに何冊かあるうちのどの本、どのページにあるかわからず、そのままになっていた一節が目に飛びこんできた。うれしかったので、またどこかに行ってしまわないうちに書き留めておこう。

※茂木大輔さんは、N響のオーボエ奏者。『のだめカンタービレ』の音楽アドバイザーをしていることでも知られている。ときどきTVにも出たりしているけれど、しゃべりより文章のほうがうんとおもしろい。ちなみに青島広志センセというお姉ことばの先生がいるが、この方はしゃべりのほうが圧倒的におもしろい(とわたしは思う)。そして、元N響のバイオリニストで『バイオリニストは肩が凝る』 (アルク出版企画)というめちゃくちゃ愉快ですばらしいエッセイ集を出している鶴我裕子さんという方は、一度だけTVでお見かけしたことがあるけれど、しゃべりと文章のトーンがまったくいっしょ! 一見ぶっきらぼうで、受けようなんてちっとも思っていないのに、巧まざるユーモアがあってとてもすてきな方だ。

茂木さんが書いているのは、ある日のコンサート後の楽屋裏。戻ってきたらオーボエのリードをひたしておく小瓶に白いバラの花の首のところだけが一輪生けてあった。聞けば、大きな花束からぽろりと落ちたのを、ヴァイオリン奏者の黒柳さん(黒柳徹子さんの弟)がひろって、ひょいと生けたのだという。そのときの感慨:

 「花束から落ちた一輪の花を見捨てずに、通りすがりにひょい、と拾いあげ、手近なところにあった水にちょっと活ける。なんでもないことのようで、凄く余裕のある、風流な人でなければできないことのように思えた。寡黙に、静かに、たくさんのヴァイオリン奏者に交じって自分の楽器に耳をあてて演奏している黒柳さんの心には、こんなに美しい光が満ちていたのだった。
 大きな花束が美しいのは、それを構成するひとつひとつの小さな花が、たとえ目立たなくとも手抜きなく美しいからにほかならない。
 いわば、ひとりひとりの丹精こめた音ばかりを集めて作るオーケストラの音は、無限に贅沢な『音の花束』なのである」(『オーケストラは素敵だ』中公文庫 p.179)

わたしはなんでもすぐ自分に引きつけて考えてしまうので、この文章を読んだ瞬間、翻訳も同じだなあと思った。一文一文に凝らされた工夫――いや、工夫というよりもむしろ、無駄なことばをそぎおとし、読点の位置を考え、視点をそろえ、前後とのダブりがないよう気を配り……といった地味な配慮――は、けっしてそのひとつひとつが目立つものではない(し、目立ってはいけない)けれど、そうやって磨かれた文が並んでいる文章は、全体としてすらすらと読みやすく、キレがあり、自然と作者の言いたいことが立ちあがってくるのではないかと思うのだ。そういう文章を書きたい、というのが常日頃からのわたしの願いだし、今でも月に一度勉強会に通って学ぼうとしているのはそのための技術や心構えなのだけれど、なかなか見果てぬ夢のようにはるかな目標なのだった。

さ、また常温核融合の世界へもどろう(笑)。がんばります。

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2009年5月27日 (水)

すぎゆく日々

ううむ、あっというまに2週間。

あいかわらず人々は不規則な時間に出たり入ったりしている。きのうは長男が12時半すぎにバイトから帰宅して、夕食。ハンバーグと味噌汁を自分で温めて勝手に食べていたけれど、わたしもまだ起きていたし、夕飯のとき野菜を食べ尽くしてしまったので、レタスをちぎりキュウリとトマトをきざんで簡易サラダを作成。夜中にサラダつくってるな~、と、ふと思う(^_^;;
あ、長男、「ハンバーグにはポン酢だ」とかいって、ひとりで味わっていた。おやじか(笑) 少し離れていたあいだに、ケチャップから脱したらしい。

そして今日は6時半に三男が起きてきて体育祭の朝練に出かけ、長男は8時半に起きて大学へ、二男は今、昼食中。今夜はだれとだれがいつ食べるんだ?

そんな中、1週間ほどまえから、朝のちょっとした時間に、廊下のからぶきをしている。

Photo

ううむ、こうやって写すとだまし絵のように広く見えるな……。

まあ、ジムに通うほどの効果はないにしてもけっこうな運動になるんですよ、これが。
できたら続けたい。気持ちいいし。

仕事はラングを終え、リーディングを終えて、いよいよサイエンスの世界に。
物理も化学も、高校のときいっつも実験を失敗してやり直しさせられてたな(遠い目)。
静電気の実験でガラス棒を猫の毛皮でこすって電気を起こすというのがあり、配られた毛皮の裏に小さく「○クドナルド」って落書きがあって笑ったりしたっけ。
……授業の内容じゃなく、そんなことばかり記憶している。
それでもなぜか、物理、化学、生物、地学、ぜーんぶ授業だけは受けているんですよ。ちっとも自慢にならないけど。(生物で「2」を取った経験あり。)

とにもかくにもかじりつこう。それしかない。(悲愴な決意?)

あ、ファゴットが聞こえてきた。きょうは家で練習してから出かけるつもりらしい。
さ、わたしもまたがんばろう。

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2009年5月11日 (月)

母の日

しずかにすぎた1日。ああ、自分の母に何もしなかった。親不孝をおゆるしください。

夜おそく、高校の部活の仲間と久しぶりに会って帰ってきた二男が、「母の日のプレゼント」と、赤い包みをさしだした。

あらま、と、意外な贈り物をあけてみたら、こちらの絵本。
Hakutyou

『はくちょうのみずうみ』 
立原えりか文 いわさきちひろ 絵 講談社

心憎いことをするじゃーねえか。わたし、じつはチャイコフスキー・ラヴァーなんですよ。
といっても、ミーハーにちょっと聴くだけだから深くは知らず、恥ずかしながら『はくちょうのみずうみ』も通して聴いたことはないのだけれど。この絵本は最後、ハッピーエンドになっていて、それがバレエのストーリーといっしょなのかどうかも知らないが、いわさきちひろさんの、子どもを描くのとはまたちがう、ロマンティックでちょっぴり妖艶な、美しい絵が見られてうれしかった。ありがとね。

そういえば、夜中に起きて上原の登板試合を見ていたら(フジTVで中継があったので)、メジャーの選手も母の日の(というか、乳がん撲滅運動の)ピンクのバットやらリストバンドやらをつけていて、かわいかった。

上原は、このところずっとナイスピッチングでがんばっておりますが、オリオールズは想像以上に弱く(^_^;; なかなか勝ち星がつかない。打てないとか抑えがいないとかいう以前に、守備とか走塁とかで少年野球でもあまり見ないようなプレーが続々飛びだすのよ~sweat01 でも、そういう中でがんばるのも雑草らしくていいかな、と。まあ、体力の続くかぎり(笑)応援します。

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追記(5/13)
今日、長男からもプレゼントが。さては見立ててもらったね~。
へへへっ。

Candles                                   Cat

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2009年5月 9日 (土)

ちっちゃかったのよ、みんな。

GWも終わり、そろそろ腰をすえて……というところなのだけど、なぜか5月は外出の予定があれこれ入っていて(3月4月までは忙しいけど5月なら大丈夫だろうと思って入れていたんですな)きのうは友人とこまつ座の『きらめく星座』を鑑賞。楽しかった。
電車の中ではじたばたとリーディング(^_^;; 読み終えたのでまとめなくては……。

子らの時間差生活は順調に続いていて、きのうも12時ごろにバイトを終えた長男が帰宅して、食事→風呂→就寝。
いっぽう三男はけさ6時半に起きて野球部の練習へ。(お弁当もち)
朝も、ひとりが起きて食べて出かけるともうひとりが起きてくる、という状況(^_^;; なんとかしてくれ。

そんななか、三男が美術の課題(「小さいころの自分の写真を見て自画像を描く」)のために掘り出した写真を、上のふたりがしげしげと見ていた。

Baby

布団のように、タオルケットのようにかけているのは、実はハンドタオル。

Photo

これです。画像ではあまりぴんとこないかもしれないけれど。

上の子たちに、「このタオルをかけてたんだよー」と見せたら「ちっちゃっ!」「人間の赤んぼうってはじめはこんなに小さいのか」とびっくりしていた(笑)。んもー、きみらも抱っこしたでしょうが。(長男なんて、三男が生まれたとき10歳だったのに。)
ふしぎなもので、大きくなると小さくてかわいかったころのことが思いだしにくくなるのよね~(^_^;;

でも忘れちゃいけませんね、おたがいに。まあ、眠いけどがんばろう。

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2009年5月 1日 (金)

子育ち鑑賞

二男のインフルエンザ、もうちょっと遅かったら隔離されたりしていたかも……? まあ、B型だったからそれはないか。
でも、報道等で「熱が出てもすぐに医者に行かないように」と呼びかけているので、やっぱりあれこれ悩んだだろう。
こんどのインフルエンザは、メキシコでかなりの死者が出てはいるものの、ほかはおおむね軽症のようなので、ちと騒ぎすぎかな、とも思う。(国内でひとりでも感染者が出たら人の集まるイベントは中止、とか。)でもある意味「震度5弱の地震」みたいな、一種の実地訓練というか、「ちゃんと考えておけよ」というリマインダーなのかもしれない。

いちばん感じるのは、「わたしってインフルエンザのことなんにも知らないんだなあー」ということ。何年か前に鳥インフルエンザ本のリーディングもやったんですけどね。(思わずそのときのシノプシスを読みかえしてしまった(笑))。

たとえば、新型インフルエンザはみんな免疫を持ってないから、はやりだしたら一気に広まる、というけれど、季節性のインフルエンザだって、結局毎年少しずつ型が変わるからワクチンにもあたりはずれがあるし、前の年にインフルエンザにかかっていても、またかかるかもしれないわけでしょう? そしたらあまり違いがないような気がするのだけど。程度問題なのか、根本的な違いがあるのか。また「H1N1」のHとNはなんなのか。「Aソ連型」と同じ型だというのに、どこが「新型」なのか……。

TVのニュースを見ているとつぎからつぎへ疑問がわいてくるのに、だれも答えてくれない(笑)。なんかくやしいので、冬になってまたインフルエンザの流行期を迎えるまでに、少し研究しておこうと思ったりする。わからないまま、バタバタとパニックに陥るのがいちばんいけないことですからね。

まあ、それやこれやいろいろと気のもめることが多い中、お子さまたちは今日も元気に出たり入ったりしている。おとといなんて、三男が夜8時帰宅(野球部の練習試合の見学)、二男が夜11時半帰宅(ワセオケ金沢公演の練習の見学)、長男が夜12時すぎ帰宅(秋葉原のパスタ屋でバイト)。上ふたりはそこから夕食を食べはじめて、さながら真夜中のパーティー(小声でひそひそ、なんか楽しそうに話していたなあ)。わたしもそれにつきあって夜更かししているうちに、ボルチモアで上原が投げはじめ、TV中継がないので(夜中ですからね)MLBのサイトの1球速報でじりじりと見まもり……まあ、さすがに最後までは見ずに寝たけれど。おかげできのうはほんとうに眠かった。

もう「子育て」なんて言葉はあてはまらず、子らはかってに大きくなっていっているわけだけど、その育ちゆく現場を見るのは、やはりおもしろくて気がもめて、どうしても見続けずにいられない。(含:Uehara。きのう打球直撃受けたけどMLBの動画大丈夫かなあ)
でもって、「子育ち鑑賞」にはやはり体力が必要だなと思う。

ところで昨日は大門に行って預かっていたリーディング本を返却し、新しいものをもらってきた。なんと700ページ……sweat01 新しい翻訳にも取りかかったところなので、リーディング本の分厚さにたじろぐ部分もあるんだけど、まあ、父母会長をやっていた昨年に比べればはるかに時間が自由になるので、なんとかがんばります。

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2009年4月24日 (金)

じょじょに慣れる

二男はけっきょくインフルエンザで1週間休み、今週からようやく復帰。
オケの新歓にも出られず、語学の授業も出だしから欠席で、あせりと不安にさいなまれたのか、今週はずっとくら~い顔して通っていた(^_^;; もう少し気楽に考えれば、と思うけど、根がキマジメなんですよね。 

今日は少し楽な日。授業が1コマで、午後は少し楽器の自主練をして、6時ごろ帰ってきた。古本屋で文庫本を買ったらしい。( 『モーツァルト』田辺 秀樹 著)
「『はてしない物語』の古書店みたいだった」と言っていた。
四ッ谷って古書店なかったからなー。いいな、学生の街は。

三男は先週の朝会のとき、「校長先生の話が長くて」貧血で倒れ、保健室で1時間ほど爆睡したらしい。
「体育委員のくせに貧血でたおれるなんて」「体の弱い野球選手ってどうよ?」と、家族じゅうからツッコミを受けながらも、どうにか元気でかよっている。
ようやく部活も始まり(まだ「仮入部」期間だけど)、これから少しずつリズムも出てくるでしょう。クラスは楽しく、先生も気に入っているらしく、そういうところはめぐまれている。

きょうは家庭科で「被服」の授業があったそうな。衣服の分類などについてひとしきり説明したあと、先生が問いかけた。
「ところで、人はなぜ衣服を着るのでしょうか?」
たちまち「そりゃー、つかまらないためだよねえ」と、わいわいがやがや(^_^;; 中学生にその質問は、ピラニアの池に肉片を落とすようなもんでしたな、先生。

しかしこうやって、新入生たちの心配をしたり、不規則な時間に出たり入ったり寝たり起きたりメシ食ったりする人たちの面倒を見ているうちに、たちまち4月が残り1週間になってしまいましたことよ。新生活にいちばん振りまわされているのはわたしのような気がする(^_^;;

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2009年4月14日 (火)

新たなステージで格闘中

3月は去り、4月もあっという間に半分すぎたsweat01
桜も、咲いて散った。(でも今年は寒い1週間がはさまったので長持ちだった。入学式にも咲いていたし。)

090407sakuramaehare 090407sakurabentenhare これはわが家のベランダから見た桜。
 なかなかきれい。

090412sakuramaetiri090412sakurabententiri1週間で散って、葉桜に。ああもったいない、と毎年思う。でも、やわらかな緑もまたうれしい。

子どもたちはみな、それぞれ新たなステージで格闘中。

長男は、いちおうわが家へひっこし。でもバイトだなんだであんまり帰ってこない(^_^;;
Photo

荷物だけは存在感を発揮してるのにさ。

二男は、まっすぐオケに入部。大学で授業以上にサークル活動に力を注ぐのがわが家の伝統? 1万人の新入生の中で迎える学生生活は、予想どおり「カオス」だとのこと(^_^;; がんばれよ。

三男は、制服が重たくて熱くてめんどくさくてたまらないらしい。授業は、ようやく今日始まったところ。部活も今日から見学解禁。小学校とくらべて、通学で歩く距離が5倍ぐらいに増えたので、行き帰りだけでぐったり疲れている。野球やるにはまず体力つけないとね。

そして今日はみんなノックアウト。
二男は朝から熱っぽく、午前中にぐんぐん体温上昇。なんとインフルエンザだった(^_^;; 毎日重たいファゴットをかついで登校し、月水土は11時ごろに帰宅……というのを2週間やったら、体力が底をついたのか。
三男は、このところ毎日夕方に寝てしまうのだが、今日は「ご飯だよ」と揺り動かしても起きず。だれも夕飯を食べる人がいないので、これ幸いと(?)久しぶりにブログを書いている次第。

でもって、もひとり気になる上原も、きょうは5回0/3を7失点。中継がなかったのでネットの1球速報を見ていたけど、どうもまだフォークのコントロールがままならないようだ(涙)。
それでも2勝目なんだから、去年にくらべて運は向いているという考え方もできるけど。
ていうか、オリオールズ、案外強いじゃんheart01 つぎの登板は気持ちよく投げられるといいんだけど。

新たなステージにいどむのは、ほんとうにエネルギーがいる。その当人も、まわりで見まもる人も。だいじなのは体力と、そしてつぎを楽しみにする気持ち、かな。

わたしもようやくラングの最後の1編を訳しおえたところ。さあ、つぎの仕事に取りかかろっと。(と、口に出して言ってみた。でも、新しい仕事にかかるときって、いつも不安で、「ぎゃぁぁー、ドボン!」とプールに飛びこむ心境なのです。)

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2009年3月24日 (火)

卒業、優勝、アニバーサリー

きょうは小学校の卒業式。
小学校の卒業式というのは、まあ大半がいっしょに中学に入学するので、いつもわりあい淡々とした気持ちでのぞんでいて、自分が子どものときも、親になってからも、一度も泣いたことがない。
ところがきょうは、「H**小学校での最後の授業をします」と前置きした校長先生の式辞がすばらしくて、ぽたぽたと涙が出てしまった。以前もちらりと書いたことがあるが、この先生は、ON時代のジャイアンツの「鬼寮長」として知られる(『巨人の星』にも出ている)武宮 敏明氏の甥にあたる方。じっさいに会ったことはないらしいけれど、教育者の血筋というものがあるのでしょうか、とにかくお話が上手で、いつも生徒のことを親身に考えてくれているのが伝わってくる校長先生なのだ。ある子どもの作文を読み、子を思う親の心について話し、「中学に行っても自分をたいせつにしてください。そして人にやさしくしてください」としめくくった式辞は、こうやってまとめてしまうとよくある話のようだけれど、真情にあふれていて胸に迫ってきた。

そして、呼びかけ。6クラス220人以上の子どもたちが、それぞれワンフレーズずつ受け持って、すごいタイミングで話をつなげていく。ちなみに三男の担当は「騎馬戦!」のひとこと(笑)。これを「チームワークが大切だった」「騎馬戦!」というぐあいに続けるのです。思わず恩田陸の『六番目の小夜子』を思いだしてしまった。よく練習したな~。
呼びかけの途中に織り込まれる歌も、意欲ある音楽の先生のおかげでハーモニーがすばらしく、なかなかに感動的だった。

式はとどこおりなく終わって、子どもたちの退場。パッフェルベルのカノンが流れるなか、子どもたちが拍手を浴びながらにこにこしたり、ちょっとてれくさそうにそっぽを向いたりしながら退場してゆく。わたしは、このごろさっぱり名前をおぼえられないので、名前を知っている子は数少ないのだけれど、1年生のころから毎週のように読み聞かせをしてきた子たちなので、顔はみんな知っている。「ああ、大きくなったな」とか「あの子はいつもいっしょうけんめい聞いてくれたな」と思いながら見送っていたら、うわーと涙がこみあげてきて、止まらなくなってしまった。小学校の卒業式でこんなに泣いたのは人生初。びっくり。

でも、どの子もみんないとおしく思えてしかたがなかったのだ。みんな、おめでとう。

これでわが家の連続16年にわたる小学校生活もおしまい。
ついに小学生がいなくなっちゃうんだな。ホッとするような、さびしいような。
空の巣症候群にならないようにしないと……って、なりっこないか(笑)。

なんだかすっかりきれいに締めくくってしまったので、WBCの話はまたあらためて。

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くらくら……。

いろいろありすぎてくわしくは書ききれないのだけど、そうすると完全にスルーすることになってしまうので、手短に。

21日(土)
やまねこオフ。JBBY賞(こんどゆっくり説明する……かも)を受賞されることになったやまねこの大先輩を囲んで。久しぶりの人や遠方からかけつけた人も加わって、大盛り上がり。「飲み放題つき」はキケン(笑)。

22日(日)
そのJBBY賞他授賞式。受賞者の中には谷川俊太郎さんも。式のあと谷川さんと、息子さんである谷川賢作さんによる「詩と歌のコンサート」。すごかった。耳で聴く詩のたのしいこと。そして、子どもたちがまあ腹の底からゲラゲラ笑うこと。
その後、ずうずうしく懇親会にも出させていただいて、谷川先生にもちょっぴりごあいさつしたり(2005年に「やまねこ賞」をお贈りしたことがあったので)、『緑の模様画』の高楼方子さんにサインをいただいたりと、くらくらするような1日をすごしたのだった。

23日(月)
疲れてぐたー、となっているところにWBCの日米戦を見てかっかし、さらに法政大学から届いた通知を見てくらくらくら~~。うちのおにーさん、さらにもう一年三年生をやるらしい。どれだけ大学が好きなんだよ!
さすがにうっちゃっておけないので、バイトの帰りをつかまえて西国分寺で落ちあい、こんこんと話しあう。
まあ、いろいろ注文をつけ、取り決めもし、尻もたたき、でも声は荒らげず、とりあえず言いたいことはぜんぶ言った。最近、彼に対してうっすら感じつづけていたことが表面化しただけだし、4月からはまたみんなで狭苦しく暮らすわけだからちょうどいいかもね。
ていうか、はたらけってことでしょうね、これは。

しかし、それやこれやで、仕事は1行もできなかったのだった(涙)。

明日(もう今日だ←決まり文句)は小学校卒業式。もう寝よ。

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2009年3月14日 (土)

今週

9日(月) 
朝、読み聞かせのあと、今年度最後の交流会。家にある絵本など、いくつか学校の図書室に寄贈しようかなと思って持っていったら、交流会ですっかり売り切れた。わたしは今年で終わりだけれど、まだ残るお母さんたちもたくさんいるから、使ってもらえたらうれしいな。
お昼から、交流会に出席した6年生のお母さんたちでランチ。なごやかで、骨惜しみしない、気持ちのいい人たちで、いっしょに活動できて楽しかったです。

10日(火)
緊急リーディングの依頼。木曜日までだそうだけど、短いようなので受けることに。ラングのほうが遅れていてもうしわけないのだけど。

11日(水)
おもしろいのよ、これが。うわ~、リーディングでおもしろい作品にあたることってめったにないので、色めき立つと同時に、プッシュするレジュメを書く方が難しいと思い知る。

12日(木)
いつもはあらすじを書く方が大変で、評価のほうはわりとすんなり書けるのだけど、今回は四苦八苦しながら評価を書き、午前中に送信。午後、電話が来て、こまかい点やら全体的な印象についてさらに伝える。……すると、どんどん自信がなくなっていって……わたしっていつもそうなんですよ。「あれ、どうしておもしろいって思ったんだっけ?」とか(^_^;; けっきょく、自分に自信がないということなのかも。ふぅ~。

13日(金)
確定申告確定申告。例年、ぎりぎり。つかれるー。で、戻ってきても結局住民税とか取られるんだよね……。
申告書書きを終えたら、長男二男の大学生協の申込書と学生保険の申込の記入。(長男のは延長ですよ。やれやれ。)月曜日に払い込みして、伝票をくっつけて送ろう。
いやあ、なんやかんやとほんとうにyenがかかりますよ、今の季節は。わかっちゃいるけれど。
マジメにロマンス一本ぐらいたのみこんでやらせてもらおうかなとか思ったりする。で、ペンネームまで考えたりして(笑)。いや、マジで。

14日(土)
きのうピンポ~ン♪と宅急便が来たので、なんか頼んでたっけ?と思ったらゲラだった。
最近では子どもまでが「宅急便? ゲラじゃない?」などと言うようになった(^_^;;
ラングのゲラは短いので、今日1日で原文を参照しながら直しを終え、明日発送予定。
二男はおとうさんと出かけてスーツを買ってきた。
三男は、雨でエネルギーがあまったのか、家のなかにマットレスやらなんやら敷いて、ひとりでピッチング練習。
長男は、もう北海道公演も終わってるはずなんだけど、音さたなし。メールの返事ぐらいしろ~! ふと思いたって「法政大学アカデミー合唱団」でぐぐってみたら、一昨年の長野公演や昨年の宮崎公演のとき、先乗りしてお世話になった方々が「法政のNくん」についてブログを書いていてくれたりするのを発見。すご~く不思議な気持ちになった。とおくでうちの息子をお世話してくださった方や、面倒を見てくださった方、ありがとうございます。(見てないけど。)

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2009年3月 3日 (火)

リミッターを振り切る

1日(日)は、高校の卒業式。
体育館なので足元がスースーして寒かったけれど、すっきりとした、それでいて温かみのある式だった。
卒業生は、吹奏楽部の「威風堂々」の演奏に合わせて入場し、退場するときも吹奏楽部の「卒業写真」が伴奏。顧問の先生の指揮姿や、1、2年生の演奏する姿もなんだかうれしくて、自分の子より人の姿ばかりビデオに収めてしまった(笑)。
子は部活、親は役員と、いろいろ忙しかったけれど、だからこそ味わえる感慨もあるのかな。
式のあとは、謝恩会。さらにクラスでも部活でもいっしょだったママたちとちょっぴりお茶飲み。子どもは部活の打ちあげのあとクラスのメンバーと焼き肉を食べに行ったらしい。「楽しかった~」と帰ってきた。ハプニング的に入学した高校をこんなに楽しく、こんなにいろいろな財産をもらって卒業できたというのは、とても幸せなことではないでしょうか。

その前日、28日(土)は、わたしの大学ESS時代の友人たちと4人で会食。近況報告から受験の話、さらには、大学や短大で教えている人がふたりいたこともあって、教育論やコミュニケーション論にまで話が及んで盛りあがった。
……なんて書くと、なんだかお堅い感じだが、久しぶりに会うのにぜんぜん久しぶりじゃないみたいに、ただただしゃべって、食べて、しゃべって、飲んで……だったのだ。もちろん、気が合う、ということもあるのだけれど、学生時代の一時期、ものすごく真剣に何かに取り組んでいるときに出会った友人だから、いつ会ってもすっと時を越えられるんだろうな。

大学ESS(特にディベート)というのは、文化系クラブでありながら、ほとんど体育会なのですよ。試合もあるし。わたしがやっていたころは、ワセダとかホウセイのようなバンカラな大学の人たちは、団旗を持ってやってきて、試合前に「オッス」なんて気合い入れたりしていたもの。
そんな中、代表に選ばれたプレッシャーにつぶされそうになってバーバー泣いたり(←どんなオノマトペだ)、大会で同じ大学のBチームに負けて、試合後から打ちあげのときまでずーっと涙が止まらなかったり、今のわたしからは想像もできないほど(でもない?)あらゆる感情むきだしで、髪振り乱してやっていたな、と思う。
「リミッターを振り切る」感覚を初めて味わったのが、あのころ。
今、当時みたいに熱心に物事に取り組んでいるだろうか……と、ちと反省。
(あ、でも、こないだ、子どもの野球の卒団式であいさつをしたとき、久しぶりにわけもわからず涙が出てきてしゃべれないという体験をした。泣くつもりじゃなかったからびっくりでした。知らないうちにリミッター振り切ってたのか?)

息子たちに何かを強要する気はぜんぜんないんだけれど、せっかく大学に行くのだから、対象はなんであれ、髪振り乱して取り組む体験をしてほしいものだと思う。
長男は、たぶん合唱+そのマネジメントでそれをやったんだろう。(今日あたり最後の地方公演のはず。)
二男は何を見いだすのでしょう。どきどきするような、ハラハラするような。

でもってわが家は、いろいろイベントを越えたとたん、三男がインフルエンザにかかって、クラスも学級閉鎖中。わたしもノドが痛くて、病院で「お母さんもうつったかもしれません」と言われたのだが、ワクチンのおかげか、どうにか踏みとどまっているところ。
で、大学の手続きのために住民票を取りにいったら「申告相談会」が開かれていて、確定申告のことをカンペキに忘れていたのを思いだした。ひーーー。やらなきゃ……。

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2009年2月24日 (火)

浜の真砂

先週末に都の西北から合格通知が1つ。やっほー♪
これで、今回のわが家の受験戦線はほぼ終了。まだあと別学部の発表と、明日の国立2次があるけれど、国立のほうは記念受験となる模様で、受験勉強からは完全撤退(笑)。今は好きなだけごろごろしたり、音楽聞いたり、「第二外国語どうしようかな」とパンフをながめたりしている。いいなあ。

受験のとき、あまりの人混みに「お伊勢参りかと思った」と言っていた二男。
そういえば、ある作家さんが、ここに入学したとき「浜の真砂の一粒」になったような気がした、と書いておられた。わたしはこぢんまりとした大学の出身だから、それがどんなものか体感としてはわからないけれども、うん、真砂の一粒として、いい居場所を見つけ、たくさんの真砂たち(?)と交流して、充実した時を過ごしてほしいと願う次第です。

最近出た恩田陸の『ブラザー・サン シスター・ムーン』も、この大学に流れる4年間の時間と空気を描いた作品で、ゆるいけどなかなかおもしろかった。ぜんぜんちがうけど、ちょっと『三四郎』を思いださせる感じ。

しかし気のゆるみとはおそろしいもので、「終わった!」と思った瞬間、家族みんなノドが痛くなったりセキこんだり。でもまだ手続きをすませていないから、気を抜いてはいけないのだ。
何しろ高校入試は、出願手続きで失敗したんだから。(トラウマ)
最後まできちんとやりましょう。(あー、十数年前に思いつきで学資保険に入っておいてほんとうによかった……。)

そしてわたしは、どうにか実務の仕事を終えて、きょうからラングに復帰(遅くてすみません。)いよいよ最後の巻だ。さみしいし……次のことも考えないとね。リーディングもやろうっと。

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2009年2月18日 (水)

春のきざし

さきほど、ふたつ合格が出ましたcherryblossomcherryblossom ふぅ~。
面接で「あああ」となったところからも。
学科選びで迷いつつ願書を出し、面接でその迷いをズバッとつかれて、「考え直したほうがいいかもしれないよ」と言われたんだそうで(^_^;; (ちなみにわたしとオットの母校。)よくよく聞いてみるとべつにイジワルで言ったのじゃなく(あたりまえだ)、親切心から言ってくれたようだったので、まあ合否には関係ないんじゃないかなあとは思っていたわけだけれど、こればっかりは、ねえ。

で、きのうの試験(某大文学部)に向けて気持ちを切り替えるために「やっぱり哲学科ムリ。受かっても行かない」などと言っていた二男だけれど、今日、合格が出たらやっぱり親子で思いっきり喜んでしまった。そんなもんですな。心なしか、空もいつもより明るく見える(笑)。

まだあと私立の発表がふたつと、国立の試験も残っているのでもうひとがんばり。
早く本格的な春が来てほしい。

さて、春のきざしといえばもうひとつ。プロ野球のキャンプ。
ことしはもっぱらWBCの合宿に注目が集まっているが(第1回のときとぜんぜん注目度がちがう。3年前は第1ラウンドの中国戦を見に行ったけど、お客さんあまりいなかったもんね~)、わたしの目はもっぱらボルティモアに注がれているのよ(って、今はフロリダにいるんだった)。

地元紙(Baltimore Sun) と、地元テレビ局 (MASN)のサイトをチェックし、番記者のブログを読むのが日課(笑)。きのうはブルペン投球で注目を集めた(スプリングキャンプのブルペン投球でこんなに人が集まるのは球団史上初、とか書かれていた)けれど、もうひとつ番記者たちを引きつけつつあるのは、上原のパーソナリティーだ。インタビューを受ければ必ず笑いを取ろうと試み、ロッカールームの扉にチームメートの顔写真と名前とひと言コメントを貼って、早くチームに溶け込もうといっしょうけんめい。その姿勢がとても好感を持たれている。きのうは通訳を通じて番記者の名前も聞いたそうで、MASNのクバトコという記者が"This guy impresses us more every day."と書いていた(*^ ^*)

わずかなアメリカ滞在経験を元に言うと、移民の国アメリカの人たちは、胸襟をひらいて積極的に溶け込もうとする人、ユーモアを持って物事に対処しようとする人に対しては寛容だし、努力を評価してくれるという印象がある。もちろん、人種的緊張はなかなかぬぐいされないし、黒人やアジア人を軽く見る傾向も、(オバマが大統領になった今でも)まだ消えてはいないと思うけれど。

これからフリーバッティングやオープン戦での登板を経て、4月のヤンキース戦で開幕する。いきなり対決だよ、ゴジ(^^) 故障さえなければ、かなりやれると思うので、たのしみ。順調に春を迎えてほしい。 

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2009年2月13日 (金)

痛手をいやす

ことしのわが家の受験戦線は、某大1次試験の「合格」で発進。
めくるカードめくるカード「ざんねん」つづきだった4年前、受験に至る前に手続きの段階でつまずいてしまった3年前にくらべたら、上々のすべりだし。
ところが、今日の2次試験「面接&小論文」で痛手を負ったらしく、二男は今季初めて思いっきり落ち込んで帰ってきた。
もちろん、それが結果に直結するかどうかはわからないのだけれど、話を聞いてみると落ち込むのもわからなくはなく……(^_^;;

で、あれこれしゃべっても、そう簡単に痛手がいえるはずもなく、「こんなときはこの曲だ!」と、ラフマニノフ(ピアコン2番)を聞きだした。
続いて、録画してあった年末の第九。
さらに、ごはんを食べながら、以前、DVDに落とした「N響アワー」のドボルザーク「スラブ舞曲」。
すると、三男が「あー、この曲、何かにリズムが似てる。なんだろう……?」と言いだした。

三男:「あ、そうだ、『ロンドン橋落ちた』だ!」
私: 「ホントだ。『ローンドばしおちた~』って聞こえる! ♪ローンドばしおちた~、おちたー、おちたー、おちたー、おちたー」
二男:「『落ちた、落ちた』言わないのっっ!」 
私:(ひ~、そうだったcoldsweats01sweat01sweat01)「だ、だいじょうぶだよ、落ちたのはロンドン橋だから」(苦しい言いわけ)
二男:「……」
私:「えーっと、ドボルザークのせいだっ!」(わけわかんない(笑))

ものが「N響アワー」なので、そのあとさらに「皇帝円舞曲」が出て、「くるみわり人形」が出て……あれやこれや聞き終えるころには、なんか自然に気持ちがいえたみたいで、親子とも元気になっていた。「音楽は偉大だねー」なんて言いあいながら。

向こう2週間が、試験も発表も山場。ほんとにねー、「はたで見ているより、自分がやるほうが楽」と、ついつい言いたくなってしまうのだけど、それは大変さを忘れているだけで、やっぱり受ける人がいちばんキツイのだ。

二男は、このマンションに越してきたのが小学校入学のとき。だから同級生がたくさんいて、そのママたちにエレベーターやエントランスの前で出会って短い会話を交わすたびに、ああ、みんな同じ季節を共有しているのね、と、ちょっぴり励まされたりする。春になったらお茶しようね~>受験生のママたち(見てないけど)。

もう少しだ。がんばれ、みんな。

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2009年2月 9日 (月)

初めての。

きのうは、市の少年野球連盟のお別れ大会。
さ~む~かった~~。おとといの土曜日はおだやかに晴れてぽかぽかと気持ちよかったのに、きのうは強風吹きすさび、半日グラウンドに立っていたら体がガチガチになった。

でも、ちょっとうれしい1日になったので、寒くてもにんまりしながら帰ってきたのでした。

当市所属の少年野球チームは、全部で11チーム。きのうはそれを4つのグループに分けて、1グループ2試合ずつの簡単なトーナメントをした。試合をするうえでの条件は、ふだんあまり出られなかった子もふくめ、全員出場させること。つまり純粋に楽しむための親睦試合。それでもいざ始まってしまえば、だれもが真剣に勝ちにいくのがおもしろい。

うちのグループは3チーム21人構成。ときおり練習試合などで交流する顔見知りのチーム同士なので、はじめから和気藹々。よく声も出て、急造チームのわりにはなかなかの盛りあがりだ。

1試合めの相手は、市内大会3連覇、秋の大会の決勝戦でうちも敗れた強豪イーグルスを軸とするグループ。ううむ、強敵。しかしこちらは集中打で4点をうばって勝利☆ うちのチームの子たちが、バッティング好調でおおいに貢献した。うれしい(*^ ^*)

そして2試合めは、三男が先発。久しぶりのピッチングで心配したけれど、なぜか好調で(笑)、コントロールと緩急が冴え、3回無失点。すると1試合めでもヒットを打ったチームメートのYくんがHR!(しかしわたしはトイレに行っていて見のがした(涙)) さらに1点を追加し、三男のあとをうけた他2チームのエースの子たちもびしっと抑えてまたまた勝利!☆ わーい、優勝だ~!

完全なる親善試合だったので、表彰式も、カップも何もなかったのだけど、うちのグループの3チームは、たまたま今年一度も優勝のなかったチームばかりだったので、親たちもみんな「初優勝!」と、握手をしたりハイタッチしたりして喜びあった。最後はみんなで記念写真。
090208fighterspowers ちがうユニフォームの子たちとこうやって交流できるのは、いいものです。よそのチームのお母さんたちとも仲よくなれたし。

試合のあとは、卒団セレモニー。
例年、6年生で連盟の会長さんを胴上げするらしいのだが、ことしは会長が欠席だったので、なぜか各チームのキャプテンを胴上げすることに。というわけで、三男の生まれて初めての「胴上げ」は、なんと、するほうじゃなく、されるほうだった。ちっちゃくて、体重も軽いので、よーくあがってました(笑)。あとで「こわかった?」と聞いたら「うん」、と。そりゃそうか(^_^;; (残念ながら、携帯カメラしかなかったので、撮影は断念。すいません。)

その後、父母と下級生がアーチをつくって、6年生の「追い出し」。
最後にみんなで輪になって、三三七拍子。これもキャプテンが中に入って、しかもなぜか三男にマイクが向けられ「みなさん、ご唱和ください(もちろん口伝て)」と、音頭取り。(これも生涯初)。

090208_337

(三三七拍子の光景。まだマイクを向けられる前です。タイミング悪し。しかもこの写真を保存しようとしていたため、肝心の音頭取りの場面は、耳でしか聞いてない(^_^;;)

……とまあ、こんなわけで、ふるえながらもフフフと笑って帰ってきた次第。

さて、いっぽう、受験生は、まさに受験まっただ中。
あさっての三校めに向け、きょうは朝から自分で時間をはかりながら過去問をやっている。
1校終わるごとに答合わせをして復習しているし、なかなか努力していると思うよ。
結果はついてくると信じたい。あと少しだ。がんばれ!

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2009年2月 3日 (火)

ストーリー

うう、また簡単に半月が経過。日々は飛ぶようにすぎる……のに、仕事は進まず、受験もまだ終わらない。

ここ最近、ビジネス翻訳と格闘中につき、あちらこちらに不義理をしていてもうしわけないです。
慣れない……というより、知らない世界なので、内容を理解するのに四苦八苦しているわけだけれど、なんか、いやじゃないというか、思いのほか楽しかったりする。ビジネス方面の辞書が脆弱なので、「英辞郎」の最新版をダウンロードして、jamming で検索できるよう四苦八苦しながらコンバートし、引き当てた単語をもとに少ない脳みそをぐるぐる回しながら考えて「あっ、そういうことなのね!」とわかったとき、なんとも言えない喜びが……。
ある意味翻訳の原点なのかな。たとえ無味乾燥(失礼)なテキストではあっても、人が書いた文章である以上、考えがあり、流れがあり、それは言ってみればストーリーなんですから。(って、なんでも自分に引きつけるクセがあるから気をつけないと(^_^;;)

いや、なんか、システムAとシステムB(じっさいにはちゃんと名前があって、そのひとつは「**エドワーズ」なんてかわいらしい名称)が、会社のすべての業務が終了してから夜な夜なインターフェースして、在庫管理の情報やら財務の情報やらをやりとりしている話(って、べつに「話」じゃないんだけど)を訳していたら、「**エドワーズ」くんがみょーにケナゲに思えてきたりして。
以前『だれも寝てはならぬ』というアンソロジー(右の「My Work」のコーナーに表紙がありますのでご覧ください)で訳したモーリス・グライツマンの「自伝のためのメモ」という短編で、児童書作家のパパが組み立て家具の説明書をどうしても理解できずにいるのを子どもたちが見かねて、「ある日、棚板のAくんがさんぽしていると、たて板のBさんに出会いました」と書き直してくれるという話をついつい思い出してしまった。

……って、こんなわたしがビジネス翻訳をやるのはやっぱりキケンかも? えー、話は作ってませんので(笑)。がんばってちゃんとまじめに訳しております。

で、その翻訳作業を日中は南側のあたたかいリビングのテーブルでやっている。対角線上には、もう受験前で学校のない二男。
ちなみに昨日は月曜日で、わたしは小学校で絵本読みがあったのでそれに出かけ、帰ってきてから国立の願書提出のため銀行→郵便局とまわり、なんだかんだお昼になってしまったので(そしてとても天気がよかったので)、二男を呼び出して久しぶりに外でお昼を食べ、買い物後帰宅してようやくリビングに腰を落ち着けたのだった。きょうは、この日記を書き終えたら仕事にかかる予定。(あ、でも、洗濯まだだsweat01 しかも十時こしてるし。)

きのうお昼を食べながら「あー、やっと中国の現代史の流れがわかった」とつぶやく二男。「現代史、間にあわねー!」とパニクりかけていたので、いい兆候。で、わたしに孫文やら袁世凱やらの講義をしてくれる(笑)(人に説明すると、けっこうおぼえるものね。ざんねんながら、わたしのほうは聞いてもすぐ忘れちゃうんだけど(^_^;;)

しかし家に帰るとこんどは「あー、ソ連とアメリカがやばい! もっと早く冬休みにやればよかった」と、グジグジ。そこで
『他人と過去は変えられない』(←どこかで読んだ最近のお気に入り)。池上さんの本で流れをつかめば?」といったら、
「あー、わかったわかった」と、うるさそうに言いながらもそうだったのか!現代史』池上彰著)をとってきて「へー」とか「そうかー」とか言いながら熟読していた。この本はほんとうにすぐれもの(わたしも、通読はしていないけれど)。かつてNHKで「週刊子どもニュース」をやっていた池上さんが、広く、厚い知識をすごくわかりやすくまとめて、語ってくれている。で、二男、こんどはスペイン内戦の話をしてくれた(笑)。受験が終わるころにはわたしも少し賢くなれるかも?(でも、人間って、おぼえなくてもいいと忘れちゃうんだよね。)

あとひと月。受験でいい結果が出て、ビジ翻の仕事が終わり、わたしが少し賢くなってる(?)ことを祈ろう(って、人のことは「祈る」でいいけど、自分のことは祈ってちゃだめか(笑)。じゃ、めざそう。) 

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2009年1月14日 (水)

親子紅白戦

おととい、12日の成人の日、河川敷のグラウンドで野球をしてきた。そう、見るのではなく、スコアをつけるのでもなく、自分でやってきたのですよ。

秋に、たまたまコーチがひとりしか来られない日があり、お母さんたちが練習を手伝おうとグラブを持ってきて、球拾いをしたことがあった。そのときついでにちょっとした紅白戦をしたら、それがとても楽しかったので、卒業前に6年親子でもう1度やろうということになったのだ。理髪店を営んでいて、土日に来られないご夫婦がいるので、お店が休みの月曜日にグラウンドをとって、雨や雪が降らないことを念じつつ当日を迎えた。そうしたら、朝からすばらしい快晴。風もなく、気温も思いのほか高くて、絶好の野球日より。よかった~shine

グラウンドに着いて、まずはお弁当(^_^;; それから母同士でキャッチボールをして、さらにはあこがれのノックを受ける(笑)。練習だとまあまあ捕れるのよね。
それから母と子どもたちがそれぞれグーパーで分かれて、母子4人ずつの混合チームをつくり、足りないところをお父さんコーチたちが埋める。つまり、母が主役(?)
試合前の円陣(「ぜったい勝つぞ! オ~!」)とか、整列して挨拶とか、一度やってみたかったことをすべて体験してから、試合開始。
じつは、わたくし、この日のために、家の中で地味に筋トレと素振りをしてきたのですよ(笑) こういう素振り用のバットを使って。
それが功を奏したのか、この日は4打数3安打。いい当たりで三遊間を抜いたりして、気持ちよかった~(^o^)
ところが、走るほうが追いつかない。ファールで行ったり来たりしようものなら、それだけでもぜーぜーはーはー。さらには、二塁をオーバーランして、相手チームのお母さんにタッチアウトにされるしまつ。グラウンドをごろごろころがりました(^_^;;
守備では、セカンドゴロをひとつアウトにしたけど、息子の内野フライをグラブにあてて落球。くやしーbearing 

でもでも、たのしかった~。
7回までやったのだけど、終わるころにはもうぐたぐた。子どもたちはこれを炎天下で毎日やってたんだなあとか、1日に2試合したこともあったなあ、などと思うと、尊敬の気持ちすらわいてきた。見てたら簡単にできそうなことでも、自分がグラウンドに立つと頭が真っ白になることもよくわかったし。
お互いに声援したり、ヤジを飛ばしたり。フライひとつ、ゴロひとつできゃーきゃー言いながらのプレーだったから、子どもたちはさぞうるさかっただろうけど、始めから終わりまでみんな笑いが絶えなかった。実現してよかったです。

で、きのうは全身筋肉痛(^_^;;
若者は翌日に痛みが出て、年をとると翌々日なんていうけれど、明確な根拠はないようで。ただ、まったくの俗信というわけでもないらしく、「筋肉痛、翌日、根拠」というベタなワードで検索してみたら、いくつかメカニズムを説明しているページも見つかった。
今はだいぶマシ。ま、いちおう、若いんだと思っておこう(そういう思いこみが一番キケンな気もするけれど。)

きょうは、銀行で受験料の振り込み。
1校3万5千円。高いよ~sweat01
ラストスパート、がんばってくれ!

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2009年1月 8日 (木)

いよいよだ。

ようやく今日から新学期。まだ給食が始まらないので、小学生、高校生ともそれぞれの時間に帰ってきて、それぞれに昼食。来週まではこんな感じ。

年末編だけ書いて、新年編がそのままになっていたので簡単に記しておくと、1日泊まっただけで元旦に茨城から帰郷。受験生を家に送り届けてからまたも埼スポに行って、バッティング+ボウリングを2ゲーム。わたしはこの歳になって、生まれて初めて2ゲーム連続100を越えた(102、115)。快挙だわ~shine

2日は、わたしの実家府中をおとずれ、大国魂神社で初詣。めちゃくちゃ混んでいた。こんな感じ。
Photo

不景気の年の常として、初詣客が多く、晴れ着の人は少ない。
二男が学業成就のお守りを買い、とりあえず神頼みは完了。あとは人事を尽くすのみ。

そして週明けの昨日からは、いよいよ私大の出願期間に突入。
しかし、まず写真で手こずった(^_^;;
11月ごろに学校で受験用の写真を撮ってくれたんだけど、うちのむすこ、何を思ったか眼鏡をはずして撮影してしまったのですよ。でもって、大学入試センターのサイトを見たら、ちゃんとこう書いてある。

Q 試験時間中に眼鏡をかけるのですが、受験票用の写真を眼鏡をかけずに撮ってしまいました。この写真を受験票にはってもいいですか。

A 試験時間中の、受験者の確認が難しくなるので、写真を撮り直し、眼鏡をかけた写真をはってください。

ということで、あえなく撮りなおし。学校で撮った写真、高かったのになあ。(しかも2セットもたのんだのにsweat02) 
若干なげきつつ、私大の分もあるからと、近所のスピード写真で2枚撮影した。
ところがこんどは、私大Aはスピード写真OKなのに、私大Bは「写真館で撮ったもの。スピード写真不可」であることが判明。今時そんなのって……。だいたい、写真館なんて絶滅状態で、そんじょそこらにはないのですよ。
しかたなくGoogleで検索し、きのう特急でひと駅離れたところにある写真館で証明写真を撮ってきたという次第。ふぅ。
よく「大学受験は手がかからないでしょ」と言われる。まあ、高校に比べればそうかもしれないけど、やっぱり何かと手間がかかるし、落ちつかないものです。

落ちつかないといえば、もうひとり落ちつかない原因だった上原が(って、むすこ扱い(笑))、きのうようやく新しい就職先を見つけたと報じられた。ボルチモア・オリオールズ。強豪ひしめくア・リーグ東部地区の旧・名門チーム。昨年は地区最下位。ヤンキース、レッドソックスと頻繁に対戦があるし、巨人時代ほどの援護射撃は期待できないかもしれないし、ホームのカムデンヤードは、なんでもHRの出やすい球場だそうなので、いろいろ困難はあると思うけど、いいんじゃないでしょうか。らくして楽しむために行くんじゃなくて、最高峰の野球に挑戦するために行くんだから。ある意味最高の(変換候補の1番手に「再校の」って出るの、なんかやだ(^_^;;)環境だと思う。

ボルチモア(広辞苑)――ボルティモア(日本大百科)――って、どんなとこなんでしょう? メリーランド州にあるということも、昨日知ったばかりだったりして。メリーランド州の州都もつい今し方調べたばかり。アナポリス……知らねーsweat01 でもくわしくなってやる~! そして、きっといつか見に行くぞ~。(と、言ってみる。)
体調さえ万全なら、かならず活躍できると思うので、とにかくケガに気をつけてがんばってほしいです。

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2009年1月 4日 (日)

年末の風景。

12月30日(火)
帰省にそなえレンタカーを借りて、灯油を買いにビバホームへ。ついでにくら寿司で夕飯。めちゃめちゃ混んでる。そしてめちゃめちゃ安いconfident 
受験生を家に送りとどけたあと、三男と3人で埼玉スポーツセンター(通称埼スポ)のバッティングセンターへ。ちょっと遠くて、車があるときでないと行けないのだ。わたしも2ゲームほどやったけどほとんどあたらない(^_^;; お金の無駄づかいだ。帰ってからようやく年賀状を仕上げる。遅いって。

12月31日(水)
おとうさんの実家茨城へ。道がとってもすいている。そういえば、出かける前、マンションの駐車場にけっこう車が残っていた。みんなホントに巣ごもりしてるのかな。
今年は受験生がいて1泊しかしないので、大みそかの夜にみんなでごちそうをいただく。
Photo




毎度のことながら、作っていただいたごちそうは、どうしてこんなにおいしいんでしょうか。
早くも年末年始食べ過ぎの予感。ごちそうさまです。
茨城・八郷の実家は、両親と弟一家の5人住まい。従妹のKちゃんは、二男のひとつ下の高校2年生。紅白を見ながらなぜか世界史の話題(それも宦官!(笑))でもりあがるふたり。おもしろい。

そうそう、盛りあがったといえば、K-1の初っぱなに行われた「K-1甲子園」に二男の高校の1年下の子が出場してたので、ふだん格闘技はあまり見ない(だって痛そうなんだもん)わたしも、つい一生懸命応援してしまった。残念ながら準決勝で負けたけど、りっぱな闘いぶりだった。でも高校生であんな、生身のけり合い、殴り合いしても大丈夫なんでしょうか。せめてヘッドギアぐらいつけたらいいのに。

紅白は、ミスチルがよかったな~! これで大トリでもいいくらいなのにと思っていたら、そのあと出てきた石川さゆりが、またいつもながらの「天城越え」でしっかり聴衆をつかむ。プロですな。本物の大トリ氷川きよしくんも、やっぱり歌がうまい。
紅白のあと、二男、三男とともにテレ東の「ジルベスターコンサート」を観る。昨年の年越し曲はレスピーギの「ローマの松」で、最後の1音を演奏しおわった瞬間に新年を迎えた。今年は「ラプソディー・イン・ブルー」。即興演奏部分が多いからうまく調節できるだろうというもくろみだったと思うのだけど、それが裏目に出て(?)年越しに追いつかず、0.5秒ほど遅れて演奏終了。めっちゃ微妙な感じで、お客さんもみな笑い出していたが、まあ、2009年は何事も若干ゆるい気構えでのぞんで、臨機応変に対応するぐらいのほうがいいのかも。

そういえば、三男が年越しまで目をあけていられたのは初めてだった。急速に成長しつつあって、大人の世界に首をつっこもうとしている三男。クリスマスも、「今年は手渡しでお願いします」と、みずから請求してきたのだった(涙) 成長って、うれしいような、さみしいような。でもありがたいことですね。大きくなりつつある子どもたちを見守りつつ、新年はもうちょっと仕事しよう。 soon(年始編へつづく……たぶん。)

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2008年12月29日 (月)

今年をふりかえってみた

いいお天気。関東はおだやかな年の暮れです。

大掃除というほどのことはしてないけれど、とりあえずこの部屋のごちゃごちゃを片づけて、来年から復帰する予定の翻訳勉強会のテキストをほりだし、家の中も掃除機ぐらいはかけたところ。

F's父母会長の仕事は、12月21日に納会をすませ、そのあといくつか残っていたことを片づけて、ほんとうに終了。もう連絡網も新会長さんが回してくれてるし、新年会の準備にも気をもまなくていい。おわったんだな~……。気がゆるんだとたん、何もしないでぷらぷらしているわたし。いかんいかん。

しかし、まあ、正直いって今年は少年野球メインにすごした1年だったことは否めない。
さっき、「ことしのうれしかったことベスト3」とか「かなしかった(くやしかった)ことベスト3」とか思いかえしてみたら、みんな子どもの野球がらみだった(^_^;; 観戦者でなく、かといって選手でもないという微妙な立場ながら、濃い体験をさせてもらった。感謝。

とはいえ、今年1年が子どもの野球だけだった、という総括もどうかと思うので、それ以外のこともけんめいに思い出してみました。

◎美麗shine

一昨年から準備を始めたラング童話集の新訳。今年の1月からいよいよ刊行が始まった(東京創元社のページ)。何よりうれしいのは、表紙がうるわしいこと。各巻からひとつ挿絵を選び、巻名に合わせて美しく着色してある。手に取るたび、きれい~と、うっとりしてしまう。ちなみに最新刊『むらさきいろの童話集』の表紙は、わたしの訳した「モガルゼアとむすこ」というお話の挿絵です。現在は、第11巻「くさいろ」の訳に着手中。もうあと少しなんだなー(寂)。

◎やっぱりスポーツ
うーん、ほかに何かあったっけ? 頭の中をさぐっても、思い浮かぶのは今年見たスポーツの名場面ばかり。そういえば、夏、少年野球でぐだぐだに疲れた心身をいやしてくれたのも北京オリンピックだった……。ことしはあまり日記で少年野球以外のスポーツに触れなかったので、最後に少し書いておこう。

・巨人、13ゲーム差を逆転
まさかほんとうにひっくりかえすとは。
今年の春先はやたらと負けがこんで、おまけに上原も不調でへこんでいたけれど、でも、試合自体はけっこうおもしろかった。若手をたくさん使ってくれていたので、負けてもあんまりいやじゃなかったのよ。日本シリーズは残念だったけど、たのしいシーズンだった。

・フィギュアがすごい
このごろマメに見ているのはフィギュアスケートかな。渡辺絵美の時代からジャンプの区別がつかないまま見続けているけれど、日本がこんなフィギュア大国になるなんて、あのころだれが予想しただろう。
NHK杯では鈴木明子さんに心をうばわれた。こんな人がいたんだ~! グランプリ・ファイナルでは、なんといっても真央ちゃんに感動。ほんとうに気持ちの強い人だ。そして先日の全日本はただただため息。ソーゼツな闘いだった。男子では、小塚くんが好きだな~。品があって上手なうえに、今年はちょっぴりはじけたところが加わって、ぐっとよくなった。信成くんは、いつ見ても、歴史の教科書の信長とそっくりだなと思ってしまう。織田家の血って、よほど濃いんだろうなあ。高橋くんは、前十字靱帯の再建手術を受けたとのこと(涙)。がんばれ~!

◎ネズミ父さんがんばる
昨年12月に出た『ネズミ父さん大ピンチ』(ジェフリー・ガイ作 徳間書店)が、今年の秋、早くも増刷になった。『宇宙人が来た!』なんて、増刷まで5年かかったんだから、わたしの訳書の中では異例の早さだ。ネズミ年のおかげ? 
おまけに今年の読書週間の「埼玉県すいしょう図書」というのにも選ばれたみたいで、三男が学校からもちかえったプリントを「ねえ、すごいよ、ほら!」といいながら見せてくれた(嬉)。いや、どうせなら読んでほしいんだけど。おなじ野球チームの6年生Hくんはなかなかの読書家で、「ネズミ父さん」も「宇宙人」も読んでくれたんだけどなあ。
さらにネズミ父さんは、『三鷹の森ジブリ美術館Guide Book 2008-2009』のおすすめ図書ページにまで進出をはたした(驚)。なんてったってびっくりなのは、おなじページでとりあげられているのが、『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス)とか、『クマのプーさん』(A.A.ミルン)とか、『銀のほのおの国』(神沢利子)etc.……なんていうそうそうたる本ばかりだということ。そんななかにポツリとネズミ父さん。マジですか? いいんですか? 
やまねこのオフでこの話をしたら「じゃあ次は宮崎駿がアニメ化するかも?!」なんて妄想が暴走(笑) 笑いました。

◎気がもめる
・受験

さあ、いよいよだよ~。まず第1の関門は、1月の出願ですな。高校受験のときは、そこでつまずいたわけだから。もう高3なんだから自分でやってよ……と思いつつも、しっかり確認しなきゃと気をひきしめるわたくし。
そして風邪をひかさないように。しっかり食べさせるように。(と言いつつ、きょうのお昼はレトルトカレーだ(汗)。)
で、あとは、特別扱いしないこと。ふつーに。うん。
・就職
気がつけば大氷河期に。だいじょうぶなのか、のんびりやのおにーさん。ちゃんと就活してる? きみはちゃんと社会に出られるのか? がんばれよ~!
……って、4月から下宿を引き払ってこっちにもどってくるんだった。下宿の荷物、みんなうちに来るんだ(汗)。ムリじゃね?
・上原はどこへ
気がつけばメジャーも氷河期……もちろん年齢や故障歴もネックにはなっているだろうけど、去年までだったら、まちがいなくもっと動きがあったと思う。できればあったかくて、DHがあって(ア・リーグ?)、先発で投げさせてくれるところに行ってほしいけど、贅沢は言えないなあ。ボルチモアでもいいし、寒いけどメッツでもいいよ~。上原は、巨人に入団したときも、周囲の評価はさほどでなかったけど、入団してからみごとにそれをくつがえしてみせた。彼のすごさは数字じゃはかれないのだ。メジャーだって、入団したら力を発揮できるとわたしは信じている。雑草魂の原点回帰だ。がんばれ!

とまれ、そんなこんなで2008年もくれようとしています。
みなさま、今年も1年、ありがとうございました。
来年もどうかよろしくお願いします。
年賀状は、たぶん元旦には着かないと思いますが、あしからず……coldsweats01

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